2017年12月2日土曜日

1/14(日)日本笑い学会オープン講座「新春の笑うからだに福来たる」

《笑い学関連の研究会情報》

日本笑い学会第252回オープン講座
2018年1月14日(日)14時~15時30分

「新春の笑うからだに福来たる」
講師:広崎 真弓 氏(京都大学東南アジア研究所・連携助教)

概要:年末年始、ちょっと食べ過ぎ飲み過ぎで健康に気を付けなきゃな~と思っている皆様に朗報です。笑ったりポジティブな気分になったりすることが健康に良い効果があると、近年注目されています。楽しくてしかも健康になれるなんてめっちゃお得ですよね。今回の講座では、具体的にどんないい効果があるのか、これまでの国内外の研究結果をわかりやすくお話し致します。巷で話題沸騰(たぶん)の笑いヨガの実演も行いますので、一緒にすっきりリフレッシュしましょう。

プロフィール:京都大学大学院医学研究科社会健康医学系博士課程卒業。健康にいい事って楽しみの制限が多いなあ(禁酒、禁煙、お菓子を食べすぎない等々)と思っていたところ、笑いが健康にいいと聞いて、それは素敵☆と研究開始。

会場:大阪・弁天町ORC200生涯学習センター第2研修室
参加費:一般500円(学生300円)・日本笑い学会会員は無料
お問合せ:日本笑い学会事務局(予約不要)

笑う動物の写真集『わらういきもの』出版

動物の笑いに関する写真集が出版されました。

『わらういきもの』(監修・松阪崇久/文・近藤雄生)エクスナレッジ

笑っている動物や笑っているように見える生き物の写真集。動物の笑いや笑いの進化、動物の幸せについてのコラムも掲載。

第一章 ほほえみ smile/第二章 いたずらっぽくわらう smirk/第三章 口をあけてわらう laugh/第四章 みんなでわらう smile & laugh together

―どうして笑顔に見えるの? ―笑顔の動物はどうして魅力的?
―動物の「笑顔」の役割は何だろう? ―笑う動物もいる!
―いつからヒトは笑っていたの? ―ヒトの笑いの特徴とは?
―動物が幸せを表現するのはどんな時? ―動物を幸せにする試み

「花がわらう?クモもわらう?チンパンジーまで?見ていると思わず笑みがこぼれるわらういきもたち! 約100種のいきものたちがわらって見える写真とともにテキストも楽しむいきもの写真集。動物の笑いに関するコラムも入った充実の内容です。」

12/16(日)関東支部笑例会「ものまねの歴史」

《笑い学関連の研究会情報》

日本笑い学会関東支部第254回研究会
2017年12月16日(土)14:30~16:30(14:00開場)

「ものまねの歴史~仏教・笑い・芸能」
講師:石井 公成 氏(駒澤大学仏教学部・教授)

講演概要:日本ほどものまねが盛んな国はなく、ものまねに関する文献がこれほどたくさん残っている国はありません。伎楽・能・狂言・歌舞伎・落語など、日本の芸能の多くは、ものまねを根本としており、しかも仏教と深い関係にありました。これらの芸能は、聖徳太子の頃から笑いの要素、それもかなり猥雑な要素や駄洒落を含んでいたようです。それが洗練され、形式化されることによって、古典芸能と呼ばれるような上品なものになっていったのです。講演では、仏教との関係に注意しながら、ものまねと芸能と駄洒落の歴史をたどってみます。

会場:台東区民会館8階第5会議室
参加費:一般1000円・学生500円・日本笑い学会会員は無料

2017年11月19日日曜日

11/23(木・祝)NHKラジオ第一「大阪発お笑いラジオ」

11/23(木・祝)NHKラジオ第一「大阪発お笑いラジオ~笑いは地球を救う?」 最近、笑っていますか?人間にとって欠かせない「笑い」の価値について、科学、健康、コミュニケーションのテーマで考えます。

「笑いと科学」(13時5分~):司会:桂米團治、北郷三穂子、ゲスト:嘉門タツオ、大野拓朗・前野朋哉(「わろてんか」)、解説:松阪崇久(京都西山短期大学)

 「笑いと健康」(14時5分~):司会:桂米團治、北郷三穂子、ゲスト:嘉門タツオ、福井麻奈美・光美(美たんさん)、解説:左近賢人(大阪国際がんセンター)、上田梨花子(笑いヨガインストラクター)

 「笑いとコミュニケーション」(15時5分~55分):司会:桂米團治、北郷三穂子、ゲスト:嘉門タツオ、福井麻奈美・光美(美たんさん)、解説:橋本昌人(放送作家)

2017年11月4日土曜日

11/19(日)中部支部笑例会「ほほえみの発達」

《笑い学関連の研究会情報》

日本笑い学会中部支部第182回笑例会
2017年11月19日(日)13:00~15:40(受付開始 12:30)

【プログラム】
1. 落語 (1)昔昔亭桃太郎「金満家族」 (2)桂三歩「私がパパよ」 
2. 講演「ほほえみの発達:自発的微笑と社会的微笑」 講師:川上 文人 氏(京都大学助教)

概要:睡眠中の自発的微笑にはじまり、さまざまな場面でもちいられるようになる対人的な社会的微笑にいたるまでの、微笑表出の発達について概観します。ヒトはなぜほほえむのか、乳幼児を対象とした観察データから考えていきます。

会場:椙山女学園大学看護学部1F大講義室(名古屋市千種区)
参加費:一般500円・中部支部会員は無料
お問合せ:日本笑い学会中部支部 TEL:0565-48-3753

11/12(日)オープン講座「天国にはなぜユーモアがないのか?」

《笑い学関連の研究会情報》

日本笑い学会第250回オープン講座
2017年11月12日(日)14時~15時30分

「天国にはなぜユーモアがないのか?―ユーモアの本質を考える」
講師:森下 伸也 氏(関西大学教授/日本笑い学会会長)

会場:大阪・弁天町ORC200生涯学習センター第2研修室
参加費:一般500円(学生300円)・日本笑い学会会員は無料(予約不要)

概要:永遠の少年文学『トム・ソーヤーの冒険』で知られるユーモア作家マーク・トウェインは「天国にはユーモアはない」と言いました。一見意外なこの言葉、なぜ天国にはユーモアがないのでしょうか?この言葉を導きの糸にして、笑いとユーモアの本質に迫ります。

2017年9月10日日曜日

9/16(土)関東支部研究会

《笑い学関連の研究会情報》

日本笑い学会関東支部研究会
2017年9月16日(土)13:30~16:30(13:10開場)

「コント番組が描く人々と社会~女性登場人物から考える」
講師:石田万実氏(同志社大学・大学院)

「マス・メディアの中の笑い~2017年の諷刺漫画からみる」
講師:茨木正治氏(東京情報大学・教授)

会場:台東区民会館8F第5会議室
参加費:一般1000円・学生500円・日本笑い学会会員無料 

『笑い学研究』24号の発行とJ-STAGEでの公開

7月に日本笑い学会の学会誌『笑い学研究』の第24号が発行されました。

また、これまで国立情報学研究所のサイトCiNiiで公開されていた『笑い学研究』(1~23号)の論文・記事が、J-STAGEに移行されました(第24号の内容は10月に公開予定)。こちらから閲覧可能です。

J-STAGE 『笑い学研究』(日本笑い学会)

2017年7月31日月曜日

8/11(金・祝)第3回研究会《笑い学の可能性:笑う・笑わせる・笑われる》のお知らせ

日本笑い学会学術交流支部 第3回研究会《笑い学の可能性:笑う・笑わせる・笑われる》
2017年8月11日(金・祝)13:15~16:50(13:00開場)


企画趣旨:子どもの笑いは、ポジティブな側面から語られることが多い。しかしながら、子どもが自ら笑う時、他者を笑わせる時、そして他者から笑われる時、これら全てをポジティブに語れるだろうか。「笑う」「笑わせる」「笑われる」という3つの視点から、笑いについて問い、笑いを研究することで開かれる可能性について考えてみたい。

1. ほほえみの発達:自発的微笑と社会的微笑
  川上文人さん(京都大学野生動物研究センター 特定助教)

2. 幼児期における笑わせ行動:「変な顔」に着目して
  近藤龍彰さん(富山大学人間発達科学部 講師)

3. 幼児期における笑われる悲しみの理解
  伊藤理絵さん(名古屋女子大学短期大学部 専任講師)

4. 悲しみと笑いの接点
  白井真理子さん(同志社大学研究開発推進機構 特別任用助教)


会場:ウィルあいち セミナールーム4(名古屋市東区)
参加費:一般300円(日本笑い学会会員は無料)

お問い合わせ:(お問合せフォームからどうぞ)
誰でも参加可能です。 ご関心のある皆様、是非ご参加ください。

<発表概要>
1. ほほえみの発達:自発的微笑と社会的微笑(川上)
胎児期から見られる睡眠中の自発的微笑にはじまり、さまざまな場面でもちいられるようになる対人的な社会的微笑にいたるまでの微笑の発達を概観する。ヒトはなぜほほえむのか、乳幼児を対象とした観察データから考える。

2. 幼児期における笑わせ行動:「変な顔」に着目して(近藤)
幼児期の子どもが「変な顔」をどのように表現するのかについて検討した研究を報告する。また、表情を示す相手との関係性によって、表情表現がどのように変化するのか、およびその発達的変化についても報告する。

3. 幼児期における笑われる悲しみの理解(伊藤)
幼児は、他者から笑われることに対してどのような感情を抱くのか、また、笑われたことで生じる悲しみをどのように理解しているのか、登場人物が失敗し、笑われて泣いてしまうストーリーの紙芝居を用いた実験結果から考察する。

4. 悲しみと笑いの接点(白井)
悲しみと喜び、泣きと笑いは一見対極にあり、交わることのないような現象に思える。しかし、果たしてそれは本当なのだろうか。悲しみ感情の研究から、笑いの新たな側面そして、悲しみと笑いの接点について考える。

2017年7月24日月曜日

8/13(日)日本笑い学会オープン講座「ヒトはなぜ笑うのか?」

《笑い学関連の講座の情報》

日本笑い学会オープン講座
2017年8月13日(日)14時~15時30分
テーマ:「ヒトはなぜ笑うのか?~問い自体を問い直す」
講師:松阪 崇久 氏(京都西山短期大学・講師)

会場:弁天町ORC200生涯学習センター第2研修室(大阪市港区)
参加費:一般500円・学生300円・会員無料

概要:ヒトはなぜ笑うのだろうか?古くから数多くの研究者が取り組んできた問いだが、その答えは未だに完全には明らかになっていない。この問いには、視点の異なる様々な内容が含まれている。この壮大な問いに答えるために、まず、問いに含まれる論点の整理をおこないたい。そして、現在までに何がわかっているかを概観し、今後の展望について考えたい。

2017年7月23日日曜日

7/29(土)「笑い」の東西(関西大学なにわ大阪研究センター)

《笑い学関連の研究会の情報》

7月29日(土) 13:00~16:10 
関西大学なにわ大阪研究センター 研究会「「笑い」の東西~笑都大阪の「笑い」を考える

「落語の国際化」Dr. Till Weingaertner氏(ティル・ワインガートナー)(University College Cork, Ireland)
「漫才の掛け合いと日常会話の東西差」日高水穂氏(関西大学文学部・教授)

場所:関西大学千里山キャンパス なにわ大阪研究センター 1階セミナー室
定員100人 事前申し込みが必要(先着順/参加費無料)

2017年6月5日月曜日

7/15・16(土日)日本笑い学会第24回大会@石巻

日本笑い学会第24回大会@石巻専修大学
2017年
7月15日(土)総会、研究発表、記念講演、懇親会
7月16日(日)研究発表、シンポジウム

記念講演:「被災地 石巻に笑顔を取り戻すために」
      亀山紘氏(石巻支部長/石巻市長)

シンポジウム:テーマ「被災地に笑顔を・その取り組み」
    長谷川啓三氏(東北大学名誉教授)
    大平哲也氏(福島県立医科大学教授)
    千葉俊一氏(歯科院長/東北支部長)
    中村礼子氏(コープフードバンク事務局長/石巻支部・副支部長)

会場:石巻専修大学 5号館
参加費:会員2000円・学生会員1000円
     非会員(一日券)1200円・非会員学生(一日券)600円

プログラム詳細はこちらから→日本笑い学会第24回大会

《研究発表》
石田万実「お笑い番組の語られ方―新聞・雑誌記事からの一考察」
BORTER Matthieu「明治・大正期のギャグマンガにおける文明開化―北澤楽天の「新版膝栗毛」を中心に」
野中由彦「女流江戸狂歌の魅力~知恵内子と節松嫁嫁」
落合真裕「イギリス演劇の笑いの仕掛けとユーモアのセンス―ラティガン劇を中心に」
戸板律子「プレヴェールのシャンソンと笑い」
遠藤謙一郎「小学校の『落語クラブ』活動でみえた子どもの華麗な変身」
森下淳子「我笑う、ゆえに我なし―“Flow”状態としての笑いの『最中』」
青砥弘幸「子どもの『ユーモア能力』育成のための方法・教材の検討」
矢島伸男「心理的安全性と笑い―観客(受け手・聞き手)が笑いに及ぼす影響」
池田正人「生後4ヶ月までの乳児の自発的微笑と社会的微笑の関係に関する一考察」
小森英明「仏典の中の‘笑い’(11)―『十住毘婆沙論』を中心に[上]」
伊藤理絵「幼児期における笑いの不愉快さの理解と感情理解および心の理論に関する縦断的調査」
堀登志子「高齢者対象講座における 笑いのアクティブラーニング効果」
高垣伸博「若者の笑いに関する調査報告~漫才で揉めない?追手門学院大学」
鵜子修司「滑稽に見えること/滑稽であること」
中村富美「PTSD状態を起こさなくなった笑いの力―交通事故の記憶より」
瀬沼文彰 「笑いとユーモアの問題点は何か?」

2017年6月4日日曜日

6/24(土)京都支部「生きているってなんかおかしい:いのちの不思議への目覚めと笑い」

日本笑い学会京都支部<京都笑科大学>
2017年6月24日(土)13:30~15:30

テーマ:生きているってなんかおかしい―いのちの不思議への目覚めと笑い
講師:鳶野 克己 氏(立命館大学教授/日本笑い学会副会長)

会場:立命館大学 衣笠キャンパス 啓明館3F実習室
参加費:一般500円・会員無料
お問合せ:日本笑い学会京都支部 TEL・FAX 075-681-5274

2017年5月10日水曜日

5/14(日)中部支部「落語が子どもを変える」

《笑い学関連の講演情報》

日本笑い学会中部支部笑例会
2017年5月14日(日)13:00~16:10(受付開始 12:30)

1. 2017年度中部支部総会
2. TV番組「LIFE!~人生に捧げるコント」
3. TV番組「SONGS~桑田佳祐 新境地!落語で誘う桑田ワールド」

4. 講演「落語が子どもを変える~落語のさまざまな教育効果について」
  講師:麻生典子氏(大阪府阪南市桃の木台小学校教諭)
   概要:落語の力を借りて、子どもたちは大きく変化する。大人しかった子が活発になっ たり、コミュニケーションが苦手で「友達なんかいらない」と言っていた子が毎日友達と約束して遊ぶようになったり、不登校の子が年間無欠席になって熱が出ても学校に来たがるほどになったり、自分に自信のなかった子が自信が持てるようになって成績が上がったり……。子どもたちの変化と、そこまでの経過をお話しさせていただきます。

会場:椙山女学園大学看護学部 1F 大講義室(名古屋市千種区)
参加費:一般500円・中部支部会員無料

2017年5月1日月曜日

7/22(土)にいがた市民大学「笑いの進化的起源:人間はなぜ笑うのか」

《笑い学関連の講演会の情報》

にいがた市民大学・人間理解コース
連続講座《人間と動物のつながり:動物が私たちに教えてくれること》 (6月開講で全10回、定員70名)

 7/22(土)13~15時 
第6回「笑いの進化的起源:人間はなぜ笑うのか」松阪崇久(京都西山短期大学)
会場:新潟市生涯学習センター
主催:新潟市教育委員会

2017年4月8日土曜日

4/15(土)関東支部「『笑絵』という名前の浮世絵」

《笑い学関連の研究会の情報》

日本笑い学会関東支部研究会
2017年4月15日(土)14:30~16:30(14:10開場)

テーマ:みんな笑ってオトナになった~「笑絵」という名前の浮世絵
講師:樋口 一貴氏(十文字学園女子大学人間生活学部・准教授)

会場:台東区民会館8F第5会議室
参加費:一般1000円・学生500円・日本笑い学会会員無料

概要:2015年、社会的現象となった「春画」。「春画」とは、性愛の場面を描いた浮世絵です。しかし「春画」という用語が一般的になったのは近代になってからで、江戸時代には「枕絵」や「笑絵」の名で呼ばれていました。何故「笑絵」なのか、春画に笑える要素はあるのか、という問題を、絵画と文学の両面から探ります。読んで、見て、笑える初期の春画は、いわば健康な笑いを内包する蜜月時代の産物でした。一方、江戸時代末期になると健康的には「笑えない」春画が登場しますが、その背景の世相にある精神と芸術の関係についても触れたいと思います。

2017年2月28日火曜日

3/11(土)第2回研究会《子どもと落語》のお知らせ

日本笑い学会学術交流支部 第2回研究会《子どもと落語》
2017年3月11日(土)15:00~18:00

1.保育現場から考える子ども落語~保育者からと子どもからの視点
    芝田 圭一郎 氏(大阪城南女子短期大学 専任講師)
2.小学校での落語の教育効果~子どもたちの変化
    麻生 典子 氏(阪南市立桃の木台小学校 教諭)
3.落語のまち池田が育む子ども達~はじまりは歯医者さんの落語会
    堀 登志子 氏(商店街アドバイザー/オフィスはなはな)

コメンテーター:青砥 弘幸 氏(佛教大学教育学部 専任講師)
会場:関西大学堺キャンパス A棟5階 ユーモア科学スタジオ
参加費:一般500円(日本笑い学会会員は無料)

誰でも参加可能です(事前申込不要)。 ご関心のある皆様、是非ご参加ください。

〈発表概要〉
芝田 圭一郎さん・・・1.子どもからの視点:幼稚園教育現場で、幼児対象に素話の一つとして「子ども落語」(幼児を対象として本来の古典落語を短く凝縮したもの)を実践した際の報告をする。 2.保育者を志す学生からの視点:保育者を志す学生に子ども落語に関するアンケートを実施した。これらの解答から、学生の子ども落語に対する意見や考えを発表する。 3.保育者からの視点:今回は発表会で落語を題材に取り上げているO幼稚園について紹介する。

麻生 典子さん・・・授業参観で子どもたちが落語を披露する取り組みや、落語クラブを結成して、子どもたちと落語会をしたり介護施設にボランティア落語に出かけたりしている。落語の力を借りて、子どもたちは大きく変化する。大人しかった子が活発になったり、コミュニケーションが苦手で「友達なんかいらない」と言っていた子が毎日友達と約束して遊ぶようになったり、不登校の子が年間無欠席になって熱が出ても学校に来たがるほどになったり、自分に自信のなかった子が自信が持てるようになって成績が上がったり…。子どもたちの変化と、そこまでの経過をお話しさせていただきます。

堀 登志子さん・・・落語のまち池田で、歯医者の待合室での落語会「手水寄席」がきっかけで始まった「夏休み子ども落語教室」。5日間の稽古で、一人も脱落せずに一題の落語を完成。9月の手水寄席でまちの皆さんにお披露目です。彼らを惹きつけたものはなんだったのか。一人で舞台に立ち友達を笑わせる快感、道具のおもしろさ、親も認めてくれる安心感・・。子ども達を魅了した「コト」を探ります。

3/6(月)よそおい・しぐさ研究会「笑むことと装うこと」

《笑い学関連の研究会の情報》

日本心理学会【よそおい・しぐさ研究会】第22回「社会的作法としての装い」
2017年3月6日(月)14時~17時

話題1「笑むことと装うこと~社会的作法としての笑みを考える~」話す人:森田亜矢子(関西大学 人間健康学部)
話題2「カウンセラーの化粧とは?~社会的作法としての化粧を考える~」話す人:清水麻莉子(名古屋大学大学院教育学研究科)
話題3「衣服選びと装うこと~社会的作法としての衣服選びを考える~」話す人:荒川歩(武蔵野美術大学造形学部)

会場:関西大学千里山キャンパス第1学舎1号館A201
参加手続き:参加費は無料ですが、会場・資料と心の準備の都合上、3月3日正午までに担当者(荒川)までご所属とお名前をご連絡いただければ幸いです。
主催:公益社団法人日本心理学会よそおい・しぐさ研究会

3/9(木)日文研学術講演会「上方喜劇の現代性」

《笑い学関連の講演会の情報》

日文研(国際日本文化研究センター)第64回学術講演会

(※申込受付は既に終わっています)

3/9(木)14:00~16:30

講演Ⅰ「上方喜劇の現代性―曾我廼家劇から松竹新喜劇まで」古川綾子氏(国際日本文化研究センター 特任助教)
(講演要旨)日本の喜劇は明治30年代に関西で旗揚げした曾我廼家劇に始まる。創始者・曾我廼家五郎は大衆に支持され「喜劇王」と称賛されたが、一方で五郎が書いた「笑わせて泣かせる」脚本は低俗だと批判された。曾我廼家劇に対抗させるため松竹が結成した松竹新喜劇は、曾我廼家劇の影響を受けつつも、二代目渋谷天外により新境地を開き、いまなお商業演劇として成立するだけの集客を誇る。上方喜劇の系譜をたどり、その現代性を考察したい。 

講演Ⅱ「日本の大衆文化とキリスト教」井上章一氏(国際日本文化研究センター 教授)

場所:国際日本文化研究センター内講堂 (京都)

(※申込受付は既に終わっています)

3/6(月)能楽フォーラム「東と西の狂言」「井狩尚志氏・茂山千作氏に聞く」

《笑い学関連の研究会の情報》

第28回 能楽フォーラム〔能楽学会関西例会〕
「この人に聞く-関西大学図書館新収蔵能楽文書をめぐって-」
2017年3月6日(月) 13時~17時(開場12時30分)

第1部【基調報告】
「東と西の狂言-初世萬・四世千作-(附、井狩本改正狂言について)」
田口和夫氏(文教大学名誉教授)

第2部【この人に聞く】
「井狩尚志氏に聞く」(能楽愛好家) 聞き手:関屋俊彦氏(関西大学教授)
「茂山千作氏に聞く」(大蔵流狂言方) 聞き手:関屋俊彦氏(関西大学教授)

【トークセッション】茂山千作氏、井狩尚志氏、田口和夫氏、関屋俊彦氏

会場 : 関西大学千里山キャンパス 第1学舎1号館千里ホールA
参加費:500円(資料代)  ※能楽学会会員は無料

2017年2月17日金曜日

3/12(日)中部支部「ヒトはなぜ笑うのか?」

《笑い学関連のイベントの情報》

日本笑い学会中部支部笑例会
3月12日(日) 13:00~16:00(受付開始 12:30)
1.テレビ番組「LIFE!~人生に捧げるコント」
2.テレビ番組「SONGS~桑田佳祐 新境地!落語で誘う桑田ワールド」
3.講演「ヒトはなぜ笑うのか?~問い自体を問い直す」松阪崇久氏(京都西山短期大学講師)
概要:ヒトはなぜ笑うのだろうか?古くから数多くの研究者が取り組んできた問いだが、その答えは未だに完全には明らかになっていない。この問いには、視点の異なる様々な内容が含まれている。この壮大な問いに答えるために、まず、問いに含まれる論点の整理をおこないたい。そして、現在までに何がわかっているのかを概観したい。

会場:椙山女学園大看護部 1F大講義室(名古屋市千種区)
会費:一般500円・支部会員無料

2017年1月29日日曜日

2/18(土)京都支部「フランス中世の笑話」

《笑い学関連の講座の情報》

日本笑い学会京都支部〈京都笑科大学〉講演会
2017年2月18日(土)13:30~15:30
テーマ:「フランス中世の笑話」
講師:平山 弓月氏
会場:京都市右京ふれあい文化会館 
会費:一般500円(学会員は無料)
お問合せ:京都支部事務局 Tel & Fax 075-681-5274

2017年1月21日土曜日

2/12(日)日本笑い学会オープン講座「今日の子ども・若者とユーモア」

《笑い学関連の講座の情報》

日本笑い学会オープン講座
2017年2月12日(日)14時~15時30分
テーマ:今日の子ども・若者とユーモア
講師:青砥弘幸氏(佛教大学教育学部専任講師)
会場:大阪市・弁天町ORC200生涯学習センター 第2研修室
会費:一般500円・学生300円・日本笑い学会の会員は無料(事前予約不要)

概要:ユーモアが、私たちの生活において、非常に多面的で重要な意味をもつものであることが明らかとなりつつあります。ユーモアとよりよく関わることは、豊かに生きる、力強く生きることにもつながるでしょう。では、今日の子どもや若者は、このユーモアに関してどのような意識や実態をもっているのでしょうか。そこにはどのような可能性や課題があるのでしょうか。実際の子どもや若者の声や教育現場に立つ先生たちの声を通して見ていきます。

2017年1月19日木曜日

2/4(土)大阪市立大学シンポジウム「笑いが人間社会に存在する理由」

《笑い学関連のシンポジウム》

2/4(土)13:00~17:30 シンポジウム「笑いが人間社会に存在する理由」
会場:大阪市立大学杉本キャンパス
入場無料(当日参加可能、定員80名程度)
主催:大阪市立大学大学院文学研究科

片岡宏仁(言語学):特別講演「それは仕様です」
高梨友宏(哲学)「近世哲学者は笑いをどのように捉えたか:デカルトおよびカントの生理学的説明とそのコンテキストについて」
仲原 孝(哲学)「ニーチェにおける生の肯定としての笑い」
佐伯大輔(心理学)「ユーモア刺激の価値測定:共有集団の種類と共有人数の効果」
山 祐嗣(心理学)「適応としての笑い・あざけり:順位制への順守と反逆」