2017年4月8日土曜日

4/15(土)関東支部「『笑絵』という名前の浮世絵」

《笑い学関連の研究会の情報》

日本笑い学会関東支部研究会
2017年4月15日(土)14:30~16:30(14:10開場)

テーマ:みんな笑ってオトナになった~「笑絵」という名前の浮世絵
講師:樋口 一貴氏(十文字学園女子大学人間生活学部・准教授)

会場:台東区民会館8F第5会議室
参加費:一般1000円・学生500円・日本笑い学会会員無料

概要:2015年、社会的現象となった「春画」。「春画」とは、性愛の場面を描いた浮世絵です。しかし「春画」という用語が一般的になったのは近代になってからで、江戸時代には「枕絵」や「笑絵」の名で呼ばれていました。何故「笑絵」なのか、春画に笑える要素はあるのか、という問題を、絵画と文学の両面から探ります。読んで、見て、笑える初期の春画は、いわば健康な笑いを内包する蜜月時代の産物でした。一方、江戸時代末期になると健康的には「笑えない」春画が登場しますが、その背景の世相にある精神と芸術の関係についても触れたいと思います。