2021年12月4日土曜日

1/9(日)日本笑い学会オープン講座:井上宏先生「「笑うこと」と「忘れること」」

 《笑い学関連のイベント情報》

2022年1月9日(日)14時~15時30分
日本笑い学会第287回オープン講座

テーマ:「笑うこと」と「忘れること」
講師:井上 宏 氏(関西大学名誉教授、日本笑い学会顧問)

概要:笑いを「時間」の中で考えてみよう。笑いは瞬間的、断続的、持続的にと考えられるが、そんなに長時間続くというものではない。笑いの時間的構造を「笑う前」「笑っている最中」「笑った後」と区切って考える。「忘却」も時間の中で起こる。「記憶」があっての毎日であるが、「忘却」が適度にあってこそ生きられる。両者の巧みな「入れ換え」「気分転換」「気晴らし」においての「笑い」の働きについて考えてみたい。

会場:関西大学・梅田キャンパス701教室(7階)
参加費:一般500円(学生300円)・会員無料 《先着36名様》(新型コロナ流行の影響で席数が制限されています)
お問合せ:日本笑い学会事務局(予約不要)

2021年11月9日火曜日

12/18(土)関東支部研究会:井上宏先生「私の「笑い学研究」」

 《笑い学関連のイベント情報》

日本笑い学会関東支部12月研究会(オンライン)
2021年12月18日(土)14:00~16:30(13:45からアクセス可)

テーマ:笑いを学問する ~私の「笑い学研究」を振り返って~
講師:井上 宏 氏(関西大学名誉教授/日本笑い学会顧問・初代会長)

講演概要:「大阪の笑い」を考えるのに漫才を取り上げ、それに端を発して「人間が笑う」のは何故なのかを考える。「笑顔」や「笑い」がもつ意味、「笑いの効用」について論じ、①「健康」②人間関係 ③楽しみの観点から、「笑う」行為の意味を問う。笑いは心身に関係し、身体的には、「ホメオスタシス」(恒常性の原理)の原理の上に「笑いのバランス論」(均衡・平衡)を考え、こころの問題にあっては、「笑っている最中」に注目し、「笑って忘れる」ことの意味を追跡。笑いの「無化作用」から「いのちの再生」について論じ、「ユーモアのこころ」とは何かについて考える。

開催方法:Zoom(オンライン会議用ツール)を使用して開催します。※途中からの入退場は自由です。
※参加者による意見交換の時間も予定されています。
参加方法については、関東支部のサイトをご確認ください。

11/13(土)関東支部研究会「笑えない「笑いの研究」」

 《笑い学関連のイベント情報》

日本笑い学会関東支部11月研究会(オンライン)
2021年11月13日(土)14:30~16:30(14:15からアクセス可)

テーマ:笑えない「笑いの研究」
講師:中島 隆信 氏(慶應義塾大学商学部教授)

開催方法:Zoom(オンライン会議用ツール)を使用して開催します。※途中からの入退場は自由です。
参加費:一般1000円・学生無料・日本笑い学会会員は無料
参加方法:事前申し込み制です。定員100名。関東支部のサイトをご確認ください。

2021年8月23日月曜日

今週末の日本笑い学会名古屋大会はオンライン開催

《日本笑い学会名古屋大会の「現地参加」お断りのご連絡》

名古屋大会の開催が今週末となりました。しかし、愛知県のコロナ新規感染者が、連日1200人を超える事態となっています。開催直前の苦渋の決断でありますが、発表者以外の「現地参加」(椙山女学園大学)はお断りすることになりました。何とぞご理解のうえ、ZOOMによるオンライン参加の手続きを進めて下さいますようお願い申し上げます。

大会プログラムやオンライン参加の申込については、こちらをご覧ください。→日本笑い学会HP

 

2021年7月24日土曜日

8/28(土)~29(日)日本笑い学会第28回大会

《笑い学関連のイベント情報》

日本笑い学会第28回大会
今年の日本笑い学会大会は、2021年8月28日(土)・29日(日)に名古屋の椙山女学園大学を拠点として、オンラインを併用して開催します。Web会議システムZoomにより遠方からもご参加いただけます。そして、今年の大会の参加費は、なんと無料!

椙山女学園大学の会場にて現地参加される方は、事前申込は不要です。オンラインでのご参加には申込みが必要です。ご希望の方は「氏名」と「会員/非会員」の区別をお書きの上、「オンライン参加希望」の旨をメールでお送りください。送付先アドレスは、こちらです。

8/28(土)には、記念講演があります(15:10~16:40)。円空学会理事長の小島梯次氏による「微笑の円空仏」! 8/29(日)のシンポジウムのテーマは「人工知能で人を笑わせられるか」。甲南大学教授の灘本明代氏の講演と漫才ロボットの実演もあります!
乞うご期待!!

【zoomは初めてという方へ】今年の大会では、総会、研究発表、記念講演、シンポジウムのすべてにzoomでご参加いただけます。zoomを使用するために、インターネットにつながるパソコンかスマホ、またはタブレットをご用意ください。zoomを初めて使用される方のために大会前(8月)に体験・練習していただける機会を数回ご用意する予定です。

2021年6月20日日曜日

7/17(土)関東支部研究会「笑いの四段階」

 《笑い学関連のイベント情報》

日本笑い学会関東支部2021年7月研究会
2021年7月17日(土)14:30~16:30(14:15から入場可)※Zoomによるオンライン開催(途中からの入退場は自由)

テーマ:「笑いの四段階:じゃれ遊び、滑稽、ジョーク、ユーモア」
講師:雨宮 俊彦 氏(関西大学・教授)

参加費:一般1000円・学生無料・日本笑い学会会員は無料
参加方法:事前申し込み制(定員100名)。関東支部のサイトをご確認ください。

6/27(日)関東支部研究会「「ぼやき」のユーモア」

《笑い学関連のイベント情報》

日本笑い学会関東支部2021年6月研究会
2021年6月27日(日)14:30~16:30(14:15から入場可)※Zoomによるオンライン開催(途中からの入退場は自由)

テーマ:「「ぼやき」のユーモア:生きることのままならなさを愛しむ」
講師:鳶野 克己 氏(立命館大学・特任教授/日本笑い学会・副会長)

概要:次々と立ち現れる人生の難事に面し、「なんでやねん」、「やってられんわ」と私たちは渋い顔でぼやくが、根本的な解決など端からない。ないままに「難儀やなあ」と口にし続けることは「愚かしく」、「滑稽」だが、それを知りつつ、私たちはなおもぼやく。ぼやくことは、「生まれてきたこと」と「死んでいくこと」に挟まれた人生の如何ともし難い「訳のわからなさ」、「ままならなさ」をむしろ深くいとおしむことなのかもしれない。

参加費:一般1000円・学生無料・日本笑い学会会員は無料
参加方法:事前申し込み制(定員100名)。関東支部のサイトをご確認ください。

2021年6月10日木曜日

6/11(金)NHK Eテレ「“いじり”から考える友だち関係」

 《笑い学関連の番組紹介》
6/11(金)9:50~10:00 NHK Eテレ【いじめをノックアウト】「“いじり”から考える友だち関係」

概要:中学生が作った「“いじり”のあるある場面」をもとに、OKとNGの境界線を考える。でも、専門家に聞くと、そもそも“いじり”は相手を傷つける危険性のとても高い笑いらしい…。そこで、お笑いコンビ・ティモンディが、“いじり”を使わない盛り上げ方を披露!それを見た中学生の反応は?さらに、「自分から盛り上げるのは苦手」という人でもできる、「優しい笑い」も紹介。良い友だち関係を作るヒントが見つかるかも!

【出演】高橋みなみ,【ゲスト】ティモンディ,伊藤理絵,【声】森岳志,【語り】相沢舞

2021年6月9日水曜日

日本笑い学会、今年の大会はオンライン併用

日本笑い学会の今年の大会は2021年8月28日(土)・29日(日)に名古屋の椙山女学園大学を拠点として、オンラインを併用して開催されることになりました。Web会議システムZoomにより遠方からも参加・発表可能です!


現在、研究発表者を募集中。今年は「口頭発表部門」「ワークショップ部門」「ポスター発表部門」の3部門あります。会員(会費納入済み)であれば、どなたでも発表可。発表応募の締切は6月11日(金)! (応募の詳細は4月発行の学会新聞159号をご確認ください)

2021年6月8日火曜日

笑い学研究27号、J-Stageにて公開

昨年発行の笑い学研究27号の内容がJ-STAGEで公開されています。こちらからどうぞご覧ください。 

笑い学研究27号

巻頭言「生きることの訳のわからなさ」と笑い(鳶野 克己)
特別寄稿「笑いと身体心理的健康・疾病との関連についての近年の研究動向:2010年~2020年の観察研究、介入研究を中心に」(大平 哲也)
論文「幼児期後期の嘲笑理解の発達:感情理解・心の理論・道徳性の観点から」(伊藤 理絵)
研究ノート「発達障がい幼児と保育者との笑いを伴う関わり合いに関する研究:幼児の言葉の拡がりに着目した一事例を通して」(佐々木 沙和子)
聞き書き拾遺「『笑いと私』・上方笑芸と歩んだプロデューサー:見えない笑芸史と笑いを支えた大瀧哲雄氏の履歴」(やまだ りよこ)
書評・金 小英 著『平安時代の笑いと日本文化:『土佐日記』『竹取物語』『源氏物語』を中心に』(中條 敦仁)
書評・田畑 栄一 著『教育漫才で、子どもたちが変わる:笑う学校に福来る』(青砥 弘幸)
書評・赤木 和重 編著、砂川 一茂・岡崎 香奈・村上 公也・麻生 武・茂呂 雄二 著『ユーモア的即興から生まれる表現の創発:発達障害・新喜劇・ノリツッコミ』(松阪 崇久)
笑い学―海外での研究動向(福島 裕人, 石田 聖子, 白井 真理子, 森田 亜矢子)

2021年2月20日土曜日

日本笑い学会2020年度特別研究発表会(発表者決定)

3月6日(土)にオンラインで開催される特別研究発表会(主催:日本笑い学会)の発表者が決まりました。参加者は引き続き募集中です。是非ご参加ください。

◇日本笑い学会2020年度特別研究発表会
開催日時:2021年3月6日(土)14時~17時30分
開催方法:オンライン開催(ビデオ会議システムzoomを使用)
参加費:発表あり=会員500円・非会員1000円
    発表なし=会員無料・非会員500円

長島平洋「日本におけるHumourの含意と笑いの含意:これまでとこれから」
瀬沼文彰「コロナウィルスで日常生活のなかの笑いはどのように変化したのか」
兼本 円「沖縄の小さな世替わりとユーモア」
岡村宏懇「狂言の笑い型について」
枝廣篤昌「ジブリッシュ(でたらめ語)を使って、頭のネジを一本はずしてみませんか?」
加藤広康「萌えからエモへ ゾーニングされた笑いとアイロニー エモに笑いは成立するのか」
松阪崇久「ロボットとの関わりにおける笑いの多様性と可能性」

参加には申し込みが必要です。参加される方は、「氏名」と「会員・非会員の区別」と「所属・肩書」を下記のメールアドレスにお送りください。
送付先アドレス:  2020warai@gmail.com
参加申込と入金の締切:2021年3月1日(月) 【締切を延長しました】