2017年7月31日月曜日

8/11(金・祝)第3回研究会《笑い学の可能性:笑う・笑わせる・笑われる》のお知らせ

日本笑い学会学術交流支部 第3回研究会《笑い学の可能性:笑う・笑わせる・笑われる》
2017年8月11日(金・祝)13:15~16:50(13:00開場)


企画趣旨:子どもの笑いは、ポジティブな側面から語られることが多い。しかしながら、子どもが自ら笑う時、他者を笑わせる時、そして他者から笑われる時、これら全てをポジティブに語れるだろうか。「笑う」「笑わせる」「笑われる」という3つの視点から、笑いについて問い、笑いを研究することで開かれる可能性について考えてみたい。

1. ほほえみの発達:自発的微笑と社会的微笑
  川上文人さん(京都大学野生動物研究センター 特定助教)

2. 幼児期における笑わせ行動:「変な顔」に着目して
  近藤龍彰さん(富山大学人間発達科学部 講師)

3. 幼児期における笑われる悲しみの理解
  伊藤理絵さん(名古屋女子大学短期大学部 専任講師)

4. 悲しみと笑いの接点
  白井真理子さん(同志社大学研究開発推進機構 特別任用助教)


会場:ウィルあいち セミナールーム4(名古屋市東区)
参加費:一般300円(日本笑い学会会員は無料)

お問い合わせ:(お問合せフォームからどうぞ)
誰でも参加可能です。 ご関心のある皆様、是非ご参加ください。

<発表概要>
1. ほほえみの発達:自発的微笑と社会的微笑(川上)
胎児期から見られる睡眠中の自発的微笑にはじまり、さまざまな場面でもちいられるようになる対人的な社会的微笑にいたるまでの微笑の発達を概観する。ヒトはなぜほほえむのか、乳幼児を対象とした観察データから考える。

2. 幼児期における笑わせ行動:「変な顔」に着目して(近藤)
幼児期の子どもが「変な顔」をどのように表現するのかについて検討した研究を報告する。また、表情を示す相手との関係性によって、表情表現がどのように変化するのか、およびその発達的変化についても報告する。

3. 幼児期における笑われる悲しみの理解(伊藤)
幼児は、他者から笑われることに対してどのような感情を抱くのか、また、笑われたことで生じる悲しみをどのように理解しているのか、登場人物が失敗し、笑われて泣いてしまうストーリーの紙芝居を用いた実験結果から考察する。

4. 悲しみと笑いの接点(白井)
悲しみと喜び、泣きと笑いは一見対極にあり、交わることのないような現象に思える。しかし、果たしてそれは本当なのだろうか。悲しみ感情の研究から、笑いの新たな側面そして、悲しみと笑いの接点について考える。

2017年7月24日月曜日

8/13(日)日本笑い学会オープン講座「ヒトはなぜ笑うのか?」

《笑い学関連の講座の情報》

日本笑い学会オープン講座
2017年8月13日(日)14時~15時30分
テーマ:「ヒトはなぜ笑うのか?~問い自体を問い直す」
講師:松阪 崇久 氏(京都西山短期大学・講師)

会場:弁天町ORC200生涯学習センター第2研修室(大阪市港区)
参加費:一般500円・学生300円・会員無料

概要:ヒトはなぜ笑うのだろうか?古くから数多くの研究者が取り組んできた問いだが、その答えは未だに完全には明らかになっていない。この問いには、視点の異なる様々な内容が含まれている。この壮大な問いに答えるために、まず、問いに含まれる論点の整理をおこないたい。そして、現在までに何がわかっているかを概観し、今後の展望について考えたい。

2017年7月23日日曜日

7/29(土)「笑い」の東西(関西大学なにわ大阪研究センター)

《笑い学関連の研究会の情報》

7月29日(土) 13:00~16:10 
関西大学なにわ大阪研究センター 研究会「「笑い」の東西~笑都大阪の「笑い」を考える

「落語の国際化」Dr. Till Weingaertner氏(ティル・ワインガートナー)(University College Cork, Ireland)
「漫才の掛け合いと日常会話の東西差」日高水穂氏(関西大学文学部・教授)

場所:関西大学千里山キャンパス なにわ大阪研究センター 1階セミナー室
定員100人 事前申し込みが必要(先着順/参加費無料)