2018年10月7日日曜日

10/14(日)日本笑い学会オープン講座「漫才のツッコミを〈聞き手行動〉として捉える」

《笑い学関連の講座情報》

日本笑い学会オープン講座
日時:2018年10月14日(日)14時~15時30分
テーマ:漫才のツッコミを〈聞き手行動〉として捉える
講師:岡本 雅史 氏(立命館大学文学部教授)
概要:漫才の「ツッコミ」の役割に光を当て、実は「ツッコミ」こそが漫才を見ている私たちと連帯し、笑いの場に引き込んでいることを学術的に明らかにしようと思います。日常会話で聞き手が行う振る舞いを〈聞き手行動〉として定義すると、漫才の「ツッコミ」も一種の聞き手行動として捉えられることを、最新の言語学の知見をもとに解き明かします。
会場:関西大学・梅田キャンパス7階 701教室
参加費:一般500円(学生300円)・会員無料
お問合せ:日本笑い学会事務局(予約不要)
(※関西大学人間健康学部共催)
(※オープン講座に関するお問合わせは、学会事務局にお願いします)

2018年10月1日月曜日

10/4(木)NHK・Eテレ「ろんぶ~ん」《漫才研究》

《笑い学関連情報》
10/4(木)23時~NHK・Eテレの新番組「ろんぶ~ん」、初回のテーマは「漫才」です。ツッコミの技法と漫才ロボットに関する論文が取り上げられます。(再放送予定:10/6(土)13時~)

「漫才を面白くする技を見つけた論文と、漫才を自動で作成するロボットを開発した論文を紹介。〈人間行動学〉の視点でサンドウィッチマンの漫才の動作と発語のタイミングを徹底分析した結果、〈身体ノリ〉と命名したツッコミの独特の技が明らかに!そして、〈データ工学〉の知見を生かし、お題を入力するとWeb上の膨大な情報を取捨選択してものの1分で4分の漫才を作るロボットが完成、その実力は!?」

【出演】細馬宏通(滋賀県立大学教授)、灘本明代(甲南大学教授)
【司会】田村淳、中山果奈 【ゲスト】三倉茉奈

[元の論文]
細馬宏通2011「漫才、コントにおけるツッコミ役のパフォーマティヴな気づき」電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎 111(190):83-86
 
Umetani T, Mashimo R, Nadamoto A et al. 2014「Development Report : Manzai Robots : Entertainment Robots Based on Auto-Created Manzai Scripts from Web News Articles」Journal of robotics and mechatronics 26(5): 662-664  など