《笑い学関連イベントのお知らせ》
日本笑い学会第321回オープン講座
2025年3月9日(日)14時~15時30分
テーマ「笑いとユーモアの四段階:じゃれ遊び・滑稽・機知・超越のユーモア ―志向性と行為主体の進化論からの考察―」
講師:雨宮 俊彦 氏(関西大学社会学部教授)
概要:人間の笑いはきわめて多種多様である。雨宮(2016)「笑いとユーモアの心理学―何が可笑しいの?―」では、人間の笑いを全ての笑いの基盤となるじゃれ遊び、人間における可笑しみの基盤となる二人称的な滑稽、ジョークを言う人(Joker)とその対象となる人物(Jokee)、聴衆(Audience)の3者関係からなる機知、自己への再帰性を持つ超越のユーモアの四段階に分類した。雨宮(2016)では不十分な解明にとどまった人称性の問題について、トマセロによる志向性の段階説(「思考の自然誌」)および行為主体の進化論(「行為主体の進化」)を参照して、明確化を試みる。
会場:関西大学・梅田キャンパス701教室(7階)、定員60名(先着順)
参加費:一般500円(学生300円)・会員無料
お問合せ:日本笑い学会事務局(予約不要)
(※関西大学社会学部共催)
(※オープン講座に関するお問合わせは、学会事務局にお願いします)
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