2026年10月21日水曜日

『笑い学研究』33号発行

日本笑い学会の学会誌『笑い学研究』33号が発行されました(2026年9月)。表紙デザインが新しくなりました。目次は以下の通り。J-STAGEでの公開は年末頃の予定です(論文・研究ノート・実践報告・書評など)。

【巻頭言】
「故なき過剰としての人生 ―下町商店街の笑いと愛しさ―」日本笑い学会会長 鳶野克己

【論文】
藍木大地「「ユーモア」を売る ―昭和前期における「ユーモア小説」の商品化と広告言語―」
岡村宏懇「落語『平林』との比較にみる新作狂言『平林』の笑いの特色 ―「連呼」の笑いから「連唱」の和らいへ―」
竹下桃佳・宮田裕光「笑いと泣きの心理的,生理的機能と「笑い泣き」 ―ナラティブレビューによる考察―」
瀬沼文彰「日本社会における笑いとユーモアの実態 ―コミュニケーション実践としての分析―」

【研究ノート】
勝谷紀子「落語におけるリアルタイム字幕の効用評価 ―難聴者と健聴者の「笑いの共有」―」
龔主「『笑の大学』におけるアチャラカの継承 ―ラジオ劇から舞台劇へ―」
渡部直人「十八番を口演しなくなるということ ―初期談志落語「蔵前駕籠」の分析と考察―」
三橋真人「共有される笑いから個別化する笑いへ ―昭和・平成・令和の若者文化にみる笑いの変遷―」
木俣由美「新時代の死生観と笑い ―21世紀型「生と死」のあり方を考える―」

【実践報告】
田久朋寛「大道芸の笑いを活かした世代間交流実現に向けた実践の報告」
小石真子・檀原三七子「シニアクラブ演芸大会における会員による寸劇の展開 ―介護予防の体操の普及―」

【書評】
広瀬依子「札埜和男 著『大阪弁の深み ―その独特の魅力を味わう―』」
影山貴彦「鹿島我 編『小バラ色の人生 新野新で語る大阪放送界史』」

【海外研究動向】(笑い学―海外での研究動向)
野村亮太「コメディ上演のタイミング構造 ―発話系列の一致からパフォーマンス・ダイナミクスを捉える―」
石田聖子「ロシアで××を食す ―ソ連の諷刺における食料(不)安全保障と権威主義―」
福島裕人「依存症からの回復におけるユーモアの役割に関する質的研究」
松阪崇久「笑い声のリズムが解き明かすヒトの発声の柔軟性の進化 ―大型類人猿との比較―」

【投稿広場】
藤田佳久「「救いと笑い」仮説」
山本成夫「自己諷刺のユーモアを身につけよう」
中井宏次「人間学講座・人間力と笑い」