2022年4月3日日曜日

『笑い学研究』第28号公開(J-STAGE)

昨年8月に刊行された笑い学研究28号の掲載論文・書評等を
電子ジャーナルサイトJ-STAGEにて公開しました。どうぞご覧ください!

J-STAGE『笑い学研究』

《巻頭言》想像力と微笑み 鳶野 克己
《追悼 織田正吉氏》 織田先生、ありがとうございました 森下 伸也
《追悼 織田正吉氏》 織田正吉名誉会員を偲んで 井上 宏
《論文》落語の師弟関係ネットワークの定量分析:芸の継承の系譜 野村 亮太
《論文》無害な逸脱理論を再考する 鵜子 修司・成瀬 翔
《論文》笑いを通して語られる女性の「本音」に関する一考察:『祝女』を事例に 石田 万実
《書評》織田 正吉 著『ユーモアのある風景』 やまだ りよこ
《書評》野村 亮太 著『やわらかな知性 ―認知科学が挑む落語の神秘―』 雨宮 俊彦
《書評》中山 眞彦 著『ラブレーとセルバンテス ―近代小説の原点―』 石田 聖子
《書評》ポール・マギー 中嶋 秀隆 著『7つのユーモア習慣』 高岡 しの
《書評》北澤 俊之 著『日常をとらえ直すための子どもの造形教育プログラムの構想 ―ユーモアを基盤として―』 西田 麻希子
《書評》平澤 久一・古谷 昭雄 監修『ユーモア看護 ―癒しと和み―』 福島 裕人
《笑い学―海外での研究動向》 白井 真理子・福島 裕人・松阪 崇久・野村 亮太・石田 聖子
《日本笑い学会2020年度特別研究発表会発表要旨》 長島 平洋・瀬沼 文彰・兼本 円・岡村 宏懇・枝廣 篤昌・加藤 広康・松阪 崇久

4/10(日)オープン講座:鳶野克己会長「「生きることの不思議」と笑い」

 《笑い学関連のイベント情報》

2022年4月10日(日)14時~15時30分
日本笑い学会第289回オープン講座

テーマ:「生きることの不思議」と笑い
講師:鳶野 克己 氏(立命館大学特任教授/日本笑い学会会長)

概要:「おかあちゃん、なんで私を産んだん?」といくら問いかけても、母は答えられない。父も同じである。生まれてきたことの圧倒的な説明のつかなさを、そして死んでいくことのどうしようもなさを、私たちはみな例外なく抱え込んでいる。そんな厄介なものを抱え込みながら、今この瞬間も倦まず弛まず、私の心臓は拍動し、肺は呼吸している。これはいったいどうしたことか。「生きることの意味」といった途方もないことに目覚めた人間という生き物の不思議さを、徹底的に笑い飛ばすことに向けてあれこれ考えてみたい。

会場:関西大学・梅田キャンパス 701教室(7階)
参加費:一般500円(学生300円)・会員無料《先着34名様》(新型コロナ流行の影響で席数が制限されています)
お問合せ:日本笑い学会事務局(予約不要)
(※関西大学社会学部共催)(※オープン講座に関するお問合わせは、学会事務局にお願いします)