2017年2月28日火曜日

3/9(木)日文研学術講演会「上方喜劇の現代性」

《笑い学関連の講演会の情報》

日文研(国際日本文化研究センター)第64回学術講演会

(※申込受付は既に終わっています)

3/9(木)14:00~16:30

講演Ⅰ「上方喜劇の現代性―曾我廼家劇から松竹新喜劇まで」古川綾子氏(国際日本文化研究センター 特任助教)
(講演要旨)日本の喜劇は明治30年代に関西で旗揚げした曾我廼家劇に始まる。創始者・曾我廼家五郎は大衆に支持され「喜劇王」と称賛されたが、一方で五郎が書いた「笑わせて泣かせる」脚本は低俗だと批判された。曾我廼家劇に対抗させるため松竹が結成した松竹新喜劇は、曾我廼家劇の影響を受けつつも、二代目渋谷天外により新境地を開き、いまなお商業演劇として成立するだけの集客を誇る。上方喜劇の系譜をたどり、その現代性を考察したい。 

講演Ⅱ「日本の大衆文化とキリスト教」井上章一氏(国際日本文化研究センター 教授)

場所:国際日本文化研究センター内講堂 (京都)

(※申込受付は既に終わっています)

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