2019年3月31日日曜日

4/14(日)日本笑い学会オープン講座「中国清代小説における笑」

《笑い学関連の講演会情報》

日本笑い学会第266回オープン講座
2019年4月14日(日)14時~15時30分
テーマ:「林黛玉、なぜ笑う―中国清代小説における“笑”の機能」
講師:木村 英樹氏(追手門学院大学・笑学研究所副所長/東京大学名誉教授)
会場:関西大学・梅田キャンパス7階 701教室
会費:一般500円・学生300円・会員無料

概要:中国・明清時代を代表する長編小説『紅楼夢』は、水滸伝、西遊記、三国演義と並んで「中国四大名著」の一つに数えられる。現在もなお多くの読者を擁し、三百年の長きに亘って読み継がれている。その『紅楼夢』、ともかく登場人物がよく「笑う」。“笑道”(笑って言う)という動詞一つを取り上げても、全編120章の中に2000回近く用いられる。なぜそれほどに“笑”うのか。否、作者はなぜそれほどに彼らに“笑”わせるのか。中国学の分野において未だ解決を見ないこの問いに、言語学および文学史の観点から迫る。

0 件のコメント:

コメントを投稿